2024年09月06日16:20頃、超弩級の台風11号(やぎ座:日本命名)(レベル17以上、風速62メートル、915hPa)が、中国の南端、海南省文昌市の海岸に上陸しました。
※文昌市は海南島の北東端にあります。
中国の中央気象台は最大限の注意を呼びかけ、レッドアラート(赤色警報)を発しました。
今回の台風11号がいかに猛烈な規模なのかを中国気象台の提供したデータを見てみましょう。
07日05時:52m/秒
07日11時:48m/秒
07日17時:42m/秒
07日23時:35m/秒
08日05時:23m/秒
08日17時:15m/秒(熱帯低気圧)
とにかく最大瞬間風速が異常です。
↑海南省文昌市銅鼓嶺では「最大風力66.7m/秒」という図。
上掲は実況図。海南島に上陸直前で最大瞬間風速が「66.7m/秒」と無茶苦茶な数字を観測。
↑現行制作時点での『Windy』の画面。中国本土に上陸しています。
この原稿を書いている時点では、海南島から西に進んでまだ中国本土に上陸した直後ですが、とりあえず海南島は越えました。
台風一過というわけですが、恐るべき風力は大きな爪痕を残しました。以下をご覧ください。
↑五源河文化体育センターの屋根があらかた飛んでしまいました。
このスタジアムは以下のような姿だったのです。
暴風が街路樹をなぎ倒し、クルマをひっくり返しました。
内陸部でまた水害を引き起こさないかが注視されています。
(吉田ハンチング@dcp)