FRB(米連邦準備制度理事会)、ECB(欧州中央銀行)が金融緩和から引き締め方向に舵を取っている中、10月31日に黒田総裁が発表したとおり日本では現在の緩和姿勢を崩さず、これまで同様のイールドカーブコントロールを続けるとのこと。
黒田総裁は「ファンダメンタルズが欧米とは違っているので」とその理由を説明しています。また出口戦略については「現在は言及しない方が良い」という姿勢です。
欧米と日本との金利差の拡大を容認する姿勢でありますから、これは円安を補強することになります。また、相関関係からいえば円安は株高です。ただし、この株高に対して「大丈夫か」の声も聞かれるようになっています。日本だけではなく、各指標(INDEX)が好調なアメリカでもです。
(柏ケミカル@dcp)