2021年01月18日、『韓国銀行』は2020年12月時点での韓国居住者の外貨預金の金額を公表しました。942億ドルまで達しています。以下の通貨別の推移をご覧ください(単位:億ドル)。
2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | |
ドル | 496.6 | 707.9 | 633.0 | 687.8 | 800.4 |
円 | 36.3 | 57.9 | 43.5 | 44.5 | 54.4 |
ユーロ | 29.6 | 34.5 | 34.6 | 32.9 | 47.1 |
人民元 | 13.5 | 11.2 | 14.1 | 14.2 | 19.8 |
その他通貨 | 13.1 | 18.8 | 19.4 | 15.0 | 20.3 |
小計 | 589.1 | 830.3 | 744.6 | 794.4 | 942.0 |
2019年と比較して、なんとドルを「112.6億ドル」も増やしました。前月と比較すると、
ドル預金
11月:798.6億ドル
12月:800.4億ドル
1.8億ドル増加
11月:798.6億ドル
12月:800.4億ドル
1.8億ドル増加
となっていますが、実は個人預金は7.3億ドルも増えているのです。これには韓国で起こっている投資ブームも関連していると考えられます。アメリカ合衆国の株式などに資金を突っ込む個人投資家が激増しているためドルニーズが高まっているのです。
問題はこの上昇傾向が続くのか、という点です。指数に組み入れられている銘柄は上がりすぎで停滞しており、中型小型株の上昇げ目立つようになって参りました。大統領がアレですので、どうなるかは見物です。
⇒参照・引用元:『韓国銀行』「2020年12月中の居住者外貨預金の動向」
(吉田ハンチング@dcp)