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韓国『ルノーサムスン』労組が仕事増を拒否!「働きたくないでござる」的な

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仕事があるのは幸せなことです。働けないのは非常に困ります。しかし、韓国の『ルノーサムスン』の労働組合では、働かないでござるという不思議な抵抗活動を行っています。

『ルノーサムスン』の工場は止まっていないので

自動車需要が回復しているので、どのメーカーも生産を増やしたいのですが、それを世界的半導体の不足が阻んでいる構図です。韓国でも『現代自動車』の工場の稼働が休止するなど大きな影響が出ています。

ところが、幸いなことに『ルノーサムスン』の工場は操業を続けられています。半導体の在庫が豊富にあったのか、そもそも生産数が少ないのが幸いして半導体の在庫が持っているのか、それは不明ながら、『現代自動車』のような工場の操業を止めないと……という事態には至っていません。

他の自動車メーカーの生産が止まっている間に生産数を伸ばして売ってしまおう!と考えるのは商売ですから当然のことですね。

『ルノーサムスン』の経営陣は、チャンスなので休職者280人を復帰させ、工場を交代制の2シフトで稼働させようと考えたのですが……。

2021年04月15日に行われた第8回賃金団体交渉で『ルノーサムスン』の労働組合は、この提案を蹴ったのです。つまり、賃金交渉を有利に進めるために会社側の提案に難色を示して見せているのです。また、同社労働組合は16日には部分ストライキを行い、釜山工場は4時間稼働できませんでした。

千載一遇のチャンスに増産できない『ルノーサムスン』の経営陣は焦っていることでしょう。

このようなことを行っているから、『ルノーサムスン』の韓国工場は生産性が低く、『ルノー』グループの持つ工場の中でもワーストクラスなのです(19工場の中の17位)。

なぜ『ルノー』経営陣はもっと気持ち良く工場を稼働できる国に工場を移転しないのでしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

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