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外国人は『サムスン』株ばかり2.4兆買う。「ああ。本当に韓国にはサムスンしかないんだ」

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Money1では連日、KOSPI(韓国総合株価指数)の状況についてご紹介していますが、実体経済は悪化を続けているにも関わらず、株価は新型コロナウイルス騒動から回復、上昇を続けてきました。

07月には外国人投資家買い越しに転じたため、韓国メディアでは「外国人投資家が帰ってきた」と大喜びしているというのは先にご紹介したとおりです。しかし、ここに面白い事実があるのです。

外国人プレーヤーはどんな銘柄にお金を投じたでしょうか? Top3を見ると以下のようになるのです。

第1位 『サムスン電子』:2兆3,740億ウォン
第2位 『ポスコ』:2,653億ウォン
第3位 『LG電子』:2,610億ウォン

上掲のとおり、『サムスン電子』に投じられたお金が他の銘柄を圧倒しており、しかも一桁違います。

さらに興味深いのは、KOSPIの動きと『サムスン電子』の株価の動きです。

まず、KOSPIです(ただし08月14日まで:以下同)。

次に『サムスン電子』。

そうなんです。『サムスン電子』はいまだ新型コロナウイルス騒動が本格化する前まで値が戻っていないのです。KOSPIは戻ったのですが。この辺りに外国人投資家が同社株に資金を集中投下した秘密がありそうです。

それにつけても「韓国は『サムスン電子』で持っている」というのは、このような外国人投資家の動向からも窺(うかが)えるのです。

(吉田ハンチング@dcp)

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