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ハードフォークとソフトフォーク 仮想通貨の分割話

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ビットコインに限らずなのですが、仮想通貨の話には「ハードフォーク(hard-fork)」「ソフトフォーク(soft-fork)」という言葉が登場します。このハード・ソフトフォークがどういう意味なのかをご存じでしょうか?

■「ブロックチェーン」の安全性

ビットコインの安全性を保証しているのは「ブロックチェーン」という技術です。ブロックチェーンは、取引内容や所有権についての情報を一定容量の台帳(これが「ブロック」です)にまとめ、取引が続くに従って、このブロックをつなげていく、というもの。

ブロックチェーンはネットワークにつながっているコンピューターに分散して保存され、相互に参照できるので改竄されることがありません。たとえ改竄があっても、分散保存された他のコンピューターのブロックチェーンを確認することで復元できるのです。

非常によく考えられた仕組みですが、これは仮想通貨だけではなく、世界中でやりとりされる何か大切な情報の安全性を担保するためにも使えます。ブロックチェーンはこれからのネットワーク社会に利用されるべき技術なのです。

■仮想通貨から別の仮想通貨が生まれる

さてハードフォークとソフトフォークです。まず「フォーク(fork)」とは、ブロックチェーンを分岐・分裂することをいいます。

安全性や堅牢性を高めるために、ブロックチェーンの仕様を改めると、その仕様変更の結果、それまでのものと、それ以降のものに枝分かれします。

木の股などの分岐したものを「fork」といいますが(「ナイフとフォーク」のフォークも同じですね)、仕様変更によって「分岐すること」をフォークと呼ぶわけです。

この仕様変更には2種類あって、それまでのものと「互換性を保つ」のがソフトフォーク、「互換性を保たない」のがハードフォークです。

ハードフォークの場合には、それまでのブロックチェーンと互換性がありませんので、これを行うと「新しい仮想通貨」が生まれることになります。つまり、これまでの仮想通貨を母体として、仕様変更が加わり「新しい通貨」として流通が行われるようになるのです。

ビットコインを例に取りますと、「ビットコインキャッシュ」「ビットコインゴールド」という、ビットコインから分裂した新たな仮想通貨が生まれています。これはハードフォークの結果です。

同じビットコインという名称が付いていますが、「ビットコイン」「ビットコインキャッシュ」「ビットコインゴールド」は別の仮想通貨なのです。

(柏ケミカル@dcp)

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