韓国では借金の増える速度は光速に達するそうです。韓国メディア『毎日経済』では記事タイトルに「光の速度で増える借金」なんて書いています。
2020年も間もなく終わりますが、直近の第3四半期末時点で政府負債・家計負債・企業負債がいくらあるのかを確認してみます。
2020年第3四半期末
政府負債:810兆7,000億ウォン
家計負債:1,940兆ウォン
企業負債:2,112兆ウォン
小計:4,862兆7,000億ウォン
対GDP比:253.4%
政府負債:810兆7,000億ウォン
家計負債:1,940兆ウォン
企業負債:2,112兆ウォン
小計:4,862兆7,000億ウォン
対GDP比:253.4%
上掲の政府負債「810兆7,000億ウォン」は「一般政府の負債(D2)」ですが、これは「公共負債(D3)」になると「1,132兆6,000億ウォン」にまで膨らみます。家計負債は自営業者の借金なども合算したもの、企業負債は融資・債券・政府融資を合算したものになります。
韓国の総負債は対GDP比「253%」まできています。
ちなみに「D3」を適用すると以下のようになります。
2020年第3四半期末
政府負債:1,132兆6,000億ウォン
家計負債:1,940兆ウォン
企業負債:2,112兆ウォン
小計:5,184兆6,000億ウォン
対GDP比:270.2%
政府負債:1,132兆6,000億ウォン
家計負債:1,940兆ウォン
企業負債:2,112兆ウォン
小計:5,184兆6,000億ウォン
対GDP比:270.2%
すでに5,000兆ウォンを超え、対GDP比で270%となります。
もちろんこれは負債の部しか見ていませんが、ラスボス『BIS』(Bank for International Settlements:国際決済銀行)が警告を発するほど、韓国の負債増加スピードは速いのです。もちろん光速には及びませんが。
⇒参照・データ引用元:『韓国銀行』公式サイト