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韓国通貨当局が必死!「定時にドル売買を報告せよ」

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まだ日足のローソク足で確定はしていませんが、「1ドル=1,400ウォン」が目前となって、さすがに韓国外為当局も焦っています。

韓国メディアが「なんとかしろ」と無茶な突き上げを行い、「適宜慎重に市場を注視すると言うばかりじゃないか」などと煽っていますので、何か少しでも行動してみせなければならないのでしょう。

2022年09月19日、韓国通貨当局がドルを取引する外為取り扱い銀行に「主要なドル売買の現況と各銀行の外為関連ポジションを毎日定時に報告せよ」と要求していたことが分かりました。

定時は、

10:00
13:00
17:00

となっており、1日3回はドルの取引について報告しなければなりません。

正直、これでウォン安進行を止めることができるのかと疑問ですが、「通貨当局が注視している」ことをアピールはできるでしょう。

ですので「必死に手を講じているフリ」とも考えられます。

2022年09月15日、通貨当局は口先介入に乗り出し、秋慶鎬(チュ・ギョンホ)副首相兼企画財政部長官は「為替レートが急速に上昇しており、国民も不安になっており、私たちも市場状況を鋭意注視している」と述べました。

何度もご紹介していますが、今回のウォン安は基本アメリカ合衆国が緊縮をやめなければ止まりません。

20~21日はいよいよ『FOMC』(Federal Open Market Committeeの略:連邦公開市場委員会)です。ドルウォンが落ち着くかどうかにご注目ください。

(柏ケミカル@dcp)

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