イールドカーブのフラット化の件

ここにきて「国債のイールドカーブがフラット化している」件が注目されています。利上げを決定した先日のFOMC(連邦公開市場委員会)でも、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁はこの件を取り上げ、利上げに反対票を投じました(シカゴ連銀のエバンス総裁も)。

カシュカリ総裁は、フラット化だけでなく「インフレ率の上昇が見込んでいた数値に達していない」点も挙げて、低インフレで利上げを行うと賃金を不必要な押し下げる可能性があるとしています。

これはひとまず置くとして、「国債のイールカーブのフラット化」が問題になるのは、普通この現象は「景気後退(リセッション)の到来」を告げるサインである、とされるからです。

また、長期債権の方が短期債権より利回りが低くなる「逆イールドカーブ」は「フラット化」よりも正確なリセッションのサインだと認識されています。

そのため、イールドカーブのフラット化、さらに進んで「逆イールドカーブ化」が起こらないかが注視されているのです。

(柏ケミカル@dcp)

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