韓国「外国人投資家の“韓国売り”」鮮明。26営業日で5.7兆! 96%が半導体企業売り

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韓国メディアでは株式市場において、外国人投資家が大きく売り越しに傾くと嘆き節の記事を出し、買い越しに傾くと「外国人投資家が帰ってきた」と歓喜の記事を出します。

直近では、去っていく方が大きくなっているので「セルコリア(韓国売り)」が強まっている――と嘆き節の記事が出ています。


↑2024年08月05日(月)、KOSPIは前日終値「2,676.19」から05日終値「2,441.57」まで、約8.8%下落しました。紛うことなき暴落です(チャートは『Investing.com』より引用)。

どんな状況になっているかというと――2024年08月05日に起こった暴落(上掲)以降、セルコリアが進行しているのです。

この暴落以降09月10日までに(26営業日で)、外国人投資家は韓国株式市場で5兆7,350億ウォンを売り越しました(「買収額 – 売却額」の純売り額)。

顕著なのは、半導体関連銘柄です。

売り越し金額
『サムスン電子』:4兆3,873億ウォン
『SKハイニックス』:1兆1,210億ウォン
小計:5兆5,083億ウォン

韓国を代表する半導体企業、『サムスン電子』と『SKハイニックス』だけで「5兆5,083億ウォン」も売り越しています。つまり全体の売り越し金額の「96.0%」がこの2銘柄なのです。

この怒涛の売り越しによって、先にご紹介した『サムスン電子』の株価がずんずん下がる――という事態となったわけです。

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Money1では連日KOSPIの状況についてご紹介していますが、基本外国人投資家が買い越してくれないと上がりません。韓国メディアが「セルコリア」に敏感になるのもそのためですが、韓国の場合、株価も輸出も半導体産業の先行きに大きく依存しているというわけです。

(吉田ハンチング@dcp)

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