韓国とうとう「Kシルクロード」と言い出す。

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習近平さん肝いりの「一帯一路」がうまく運ばず、中国は「ぐぬぬ……」な感じになっています。それを尻目に韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が中央アジア3カ国の歴訪に出ました。2022年06月10日から、

・トルクメニスタン
・カザフスタン
・ウズベキスタン

を訪問することになりました。

↑第20代大統領室が公開した動画。

なんでまた韓国の大統領が中央アジアに行くのか?――なのですが、政府与党『国民の力』の黄祐呂(ファン·ウヨ)非常対策委員長は「資源外交の一貫である」とし、「K-シルクロードを構想し可視化するための歴訪」――述べました。

とうとう「K-シルクロード」などと言い出しました。

黄委員長の発言を拾ってみます。

「トルクメニスタン、カザフスタン、ウズベキスタンの3カ国は資源の宝庫。私たちは資源のない国であり、国際的に核心鉱物の確保にすべての国が大きな競争をしている」

「これまで李明博(イ・ミョンバク)・朴槿恵(パク・クネ)政権時代に活発に資源外交を行ったが、尹錫悦(ユン・ソギョル)政権が発足してから再開し、強力に推進してきた」

「資源外交はすべての経済と国家の未来の基盤となるため、今回の訪問を成功裏に終え、韓国経済に新たな活力となるようお願いしたい」

2024年06月03日、唐突に発表された「日本海の韓国領海内に140億バレルの原油・天然ガスがあるという報告があったので試掘します」と同じ文脈上にある話かもしれません。

問題は、今回尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が訪問する3カ国は、中国が「オレの勢力圏だ」と考えている場所なことです。


↑2023年05月に西安で開催された「中国・中央アジアサミット」。

今回尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が訪問する、トルクメニスタン・カザフスタン・ウズベキスタンの3カ国は全て「中国・中央アジア首脳会議」に参加しています。

自分の庭と考えているところに手を突っ込まれて中国が黙っているでしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

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