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韓国の「チェコ原発受注」に本格的な暗雲! チェコ当局が「韓国との本契約締結」を一時停止

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また「後頭部を殴られた」と言い出すかもしれません。

尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領自身がTopセールスを行い、2024年07月にMOUまで漕ぎ着けた、チェコの新規原発建造プロジェクト。『韓国水力原子力』が優先交渉対象者に選ばれました。

2025年03月までに最終契約を締結することになっていました。

プロジェクトは――1000MW級の原発を2基建造し、総額約180億ドルの規模です。

ところが、アメリカ合衆国『ウェスティングハウス』とフランス『EDF』(フランス電力公社)が、この決定に異議を申し立てました。

またダンピングじゃねえのかという疑念がありますし、『ウェスティングハウス』からは「『韓国水力原子力』は弊社が特許権を持つ原子炉設計技術を使用しようとしている。弊社の許可なしに第三者はこの技術を使用できない」と主張しているのです。

韓国政府は「大丈夫だってば」と主張していたのですが、2024年10月30日、チェコの「競争保護局」は「チェコ政府と『韓国水力原子力』の事業契約手続きを一時保留」としました。

正式名称は「Úřad pro ochranu hospodářské soutěže」で略称は「UOHS」。簡単にいうと公正取引委員会です。

韓国政府としては、ポーランドに次いで「うわー! またかよ」なのですが、元の知的財産権が『ウェスティングハウス』にあるものを、許可も取らずに外国に売ろうとするから、こういうことになるのです。

つくづく「分かってない国」です。

韓国メディアによると「ただし、これは予備的な措置であり、今後の訴訟結果には影響しないとしています」とのことですが、韓国のいうことですので、本当かどうか「以降の展開」を注視する必要があります。

本契約締結が保留となりましたので、本格的な「暗雲」です。

晴れるといいですね。

(吉田ハンチング@dcp)

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