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「 妻の勤め先収入」は女性の社会進出の指標となるか

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最近では結婚しても専業主婦になりたくないという女性が増えているそうです。また、男性も奥さんにも働いてもらいたいという人が増えているのだとか。その理由としてはやはり共働きの方が生活が楽になるということがあるようです。日本の男女の賃金は男性よりも女性の方が100万円近く少ないそうですが、結婚している女性に限った場合はどうなっているのでしょうか? 今回は奥さんの収入について調べてみました。

■男女の差はあるものの昔よりは是正されている

日本の男女の平均賃金は、女性の方が100万円近く少ない状況です。これは厚生労働省が毎年発表している『賃金構造基本統計調査』によるもので、2014年(平成26年)では男性は329万6,000円女性は238万円となっています。ちなみに男女の過去5年の賃金は以下のようになっています。

●2014年(平成26年)
男性:329万6,000円
女性:238万円

●2013年(平成25年)
男性:326万円
女性:232万6,000円

●2012年(平成24年)
男性:329万円
女性:233万1,000円

●2011年(平成23年)
男性:328万3,000円
女性:231万9,000円

●2010年(平成22年)
男性:328万3,000円
女性:227万6,000円

100万円近い男女の賃金の差ですが、これは昔に比べるとかなり小さくなっており、2014年の数字は1976年の調査以来最小なんだそうです。男女の格差は少しずつですが解消されつつあるようですね。

■所得税がかからない年間収入に抑える女性が多い

では結婚している女性に限った場合はどのようになっているのでしょうか? まずは結婚している女性の「有業率」を調べてみました。

総務省統計局が『家計調査』を基にした「妻の勤め先収入」を公開しています。これによると、2014年1-3月期の結婚している女性の有業率は45.6%。半分近い女性がなんらかの仕事に就いています。有業率はここ数年で伸びており2012年の1-3月期と比べると5%ほどアップしています。

また、この中では妻の勤め先収入の分布というものが公開されています。

●妻の勤め先収入の分布
・6万円未満……13.7%
・6-8.5万円未満……22.2%
・8.5-11万円未満……16.1%
・11-13.5万円未満……6.5%
・13.5-16万円未満……7.1%
・16-18.5万円未満……5.6%
・18.5-21万円未満……5.6%
・21-23.5万円未満……3.7%
・23.5-26万円未満……3.9%
・26-28.5万円未満……2.5%
・28.5-31万円未満……2.7%
・31万円以上……10.3%

一番多いのが月に6-8.5万円未満の女性。次に16.1%で8.5-11万円未満です。「6万円未満」も合わせると、全体の半分が11万円未満の収入の女性ということになります。「6-8.5万円未満」と「8.5-11万円未満」の女性が多い理由については、税金や社会保険料の控除の関係があるからだそうです。

「6-8.5万円未満」という月収は年間で103万円未満に相当します。また、「8.5-11万円未満」という月収は年間では130万円未満に相当。まず配偶者の年間収入が103万円以下の場合、勤労所得税が掛かりません。130万円未満の場合も国民年金保険料の支払いが免除されます。税金を抑えつつ家計の底上げをするとなると、この金額にしないといけないということですね。将来、奥さんにパートなどで働いてもらいたいと考えている人は103万円と130万円という金額がポイントになることを覚えておくといいかもしれません。

ちなみに、こうした「妻の勤め先収入」について、2012年4-6月期よりも2013年4-6月期の方が10%前後増えているそうです。反対に同時期の男性の収入は伸び悩んでおり、女性が意欲的に働きに出ていると考えられるそうです。

引用元:総務省 「妻の勤め先収入

引用元:厚生労働省「平成26年賃金構造基本統計調査

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