ドル高が問題になっておりまして、2020年03月20日、アメリカ合衆国の中央銀行たるFED(Federal Reserve Systemの略:連邦準備制度)は、カナダ銀行、イングランド銀行、日本銀行、欧州中央銀行、スイス国民銀行(日本銀行の記載に倣います)と結んでいる「スワップライン」をさらに拡充すると発表しました。
具体的には、ドル資金の供給を週次から日次へに引き上げます。よりドルを融通しやすくして流動性を高めようというものです。日次のドル供給は2020年03月23日(月)から開始され、少なくとも04月末までは継続されるとのことです。
FEDは、カナダ銀行、イングランド銀行、日本銀行、欧州中央銀行、スイス国民銀行の5行とはドル流動性スワップラインを常設しています。これら5行はいずれもハードカレンシーを持つ国(と地域)の中央銀行。どこかの国の言い方からすれば「一軍※」だそうです(笑)。一軍は一軍でいろいろ責任もあって大変なのですが。
⇒参照・引用元:『日本銀行』「米ドル流動性供給を一層拡充するための中央銀行の協調行動」
https://www.boj.or.jp/announcements/release_2020/rel200320a.pdf
※一軍うんぬんについては以下の記事を参照してください。
【通貨スワップ協定】日本は「一軍」で、韓国は「二軍」だそうです
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(吉田ハンチング@dcp)
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