2024年01月24日、韓国の統計庁が「2023年11月人口動向(出生、死亡、婚姻、離婚)」のデータを公表しました。
合計特殊出生率※が「0.78」(2022年末時点)であるため、韓国は「人口減少によって世界で最初に消滅する国」といわれています。
人口減少については読者の皆さまも今さら驚かれないでしょうが、当月は非常に深刻な結果となっています。まず以下をご覧ください。
2023年11月
出生数:1万7,531人
死亡数:3万255人
人口増減:-1万2,724人
ご注目いただきたいのは「出生数」です。今回発表された2023年11月までの「出生数」と「死亡数」の推移をグラフ化したのが以下です。
出生数が2万人に満たない月が連続し、常態化しています。
当月はとうとう1万7,531人となりました。これは韓国史上最悪の結果です。
さらに死亡数が増加トレンドで、月に3万人超えが常態化しようとしています。つまり人口減少はさらに急激に進むということです。
※合計特殊出生率は「女性一人が15歳から49歳までに出産する子供の数の平均」です。この数字が2.2ないと人口は増えていかないといわれます。
(吉田ハンチング@dcp)