2025年02月25日(火)、韓国の憲法裁判所で行われている「尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領弾劾訴追が合憲かどうか」の審理において、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が最終弁論を行います。
予定では14時に証拠調査を終え、国会側(『共に民主党』側です)と尹大統領側の総合弁論を2時間ずつ聞く予定です。
この後、請求人である鄭清来(チョン・チョンレ)国会法制司法委員長※と尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の最終陳述が行われる予定で、これについては時間制限を設けない――とのこと。
ちなみに、弾劾訴追された盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と朴槿恵(パク・クネ)大統領は、最終陳述を行いませんでした。
※学生運動圏上がりで駐韓米国大使官邸に自家爆弾を投擲した人物。もちろん『共に民主党』所属議員。
この弁論手続きが終われば、裁判官たちは評議を経て、尹大統領に対する弾劾の可否を判断する――とみられています。
朴槿恵(パク・クネ)大統領のときの例に照らせば、最終決定は最後の弁論の後、2週間以内である3月中旬ごろに出ると見られます。
↑憲法裁判所の判事の定員は9人ですが現在は8人しかいません。
裁判官8人のうち6人以上が弾劾に賛成すれば、尹大統領は解任され、早期大統領選挙の手続きを踏む。逆に3人以上が反対する場合、弾劾訴追が却下され、尹大統領は直ちに復帰します。
03月中旬には結論が出るはずですが――ここにきて「憲法裁判所が判決を下さないのではあるまいな」――という推測が出ています。判事が保身の図るのではないか、という見方です。
文炯培(ムン・ヒョンベ) 憲法裁判所長代行と李美善(イ・ミソン)判事の任期が「2025年04が18日」までなのです。
この二人は文在寅大統領が任命した人物ですが、現在憲法裁判所に対する国民の視線は大変厳しいものになっています。なにせ、文炯培(ムン・ヒョンベ)判事の自宅まで出掛けて「尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領弾劾反対」の抗議活動を行うぐらいです。
これで憲法裁判所が弾劾訴追が至当と判断した場合には、冗談抜きで抗議集団が憲法裁判所に雪崩込むかもしれません。
(吉田ハンチング@dcp)