中国の地方経済はもう「おしまい」

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見逃していたのですが、中国で著名な経済学者である管清友(かん せいゆう、Guan Qingyou)さんが2024年06月10日、Weibo(微博)に以下のような投稿を行っていました(現在は削除されており閲覧できません)。

基層財政がほぼ崩壊状態にある…

まず、管清友(かんせいゆう:Guan Qingyou)さんのご紹介をします。この方は、中国の著名な経済学者で、特に中国経済に関する鋭い分析で知られています。

そもそもは民生証券副総裁としての経験を持ち、現在は中国のさまざまなメディアや学術機関で経済に関する発言や論評を行っています。面白いのは、管清友さんは、ときに中国経済の課題やリスクについて率直に発言することです。

この投稿も管清友さんの率直な発言の一つと見られます。

発言にある「基層財政」というのは、地方政府の財政を指す言葉です。具体的には、中国の地方政府、特に県や市町村レベルの基礎的な行政単位の財政状況を指します。

地方政府は、公共サービスの提供、インフラ整備、教育や医療などの支出を管理していますが、これらを支えるための財源が不足している場合、財政が困難な状況に陥ります。

管清友さんの投稿で「基層財政がほぼ崩壊状態にある」と述べているのは、この地方政府の財政が非常に厳しい状況にあることを警告しています。「ほぼ崩壊」ですので、まあ端的にいって「おしまい」なわけです。

(吉田ハンチング@dcp)

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