経済・投資関連ニュースで「タントラム」という言葉が使われることがあります。これは英単語「tantrum(タントラム)」からきており「癇癪(かんしゃく)」という意味です。「むかっ腹」、子供がこねる「駄々(だだ)」も「tantrum」と表現します。
経済・投資関連ニュースで使われる場合には、癇癪・むかっ腹・駄々のように感じられる「市場に突然起こった急激な変動」を「タントラム」と呼ぶことが多いのです。
例えば、FRB(Federal Reserve Boardの略:連邦準備理事会)が2013年にそれまで行ってきた金融緩和を縮小させた際には、新興国に大きな動揺が走りましたが、これは「テーパー・タントラム」(緩和縮小による癇癪)と表現されました。
テーパリングとはナニか? 資産の買い入れを縮小すること!
最近経済関連のニュースで「テーパリング」という言葉をよく聞くようになりました。このテーパリングは、先に紹介した「バランスシートの縮小問題」と絡んでいます。FRBは9月からバランスシートの縮小に着手するといわれており、「現在はテーパリング状態...
(柏ケミカル@dcp)
バランスシートの縮小でナニが起こる?
FRBがテーパリングから資産の圧縮に向かう動きを見せており、それは09月から始まるといわれています。この資産圧縮によってナニが起こるでしょうか? 市場はすでに「バランスシートの縮小問題」を織り込んで動き始めていますが、今回は昨日の記事に続き...
投資は日本に残された最後のフロンティア(成長産業)?
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の例を出すまでもなく、年金資産を運用する場合にはその資金は莫大なものになります。そのため市場に与える影響は非常に大きく、その資金が動くだけでターゲットとなった銘柄が上昇したりします。もちろんこれは資...