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中国税関「教科書のページを破れ」十段線がないし釣魚台だったから。

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<<初出原稿に誤りがあったので修正いたしました:2024/03/16>
<<誠に申し訳ありません。深くお詫びいたします>>

小ネタかもしれませんが、注目すべき事案なのでご紹介します。

2024年03月04日、香港に住む中学生が中国本土に入ろうとしたところ、中国の税関で教科書を調べられ、ページを破り捨てるように指示された――という報道が出ています。


↑該当ページ。中国が主張する十段線(九段線から1本増えました)がありません。台湾が中国領土となっていません。また「釣魚台」と表記されています。中国の呼称は「釣魚島」です。ご注目いただきたいのは「東シナ海」が「東海」となっていることです、中国では、中国本土の東にある海なので「東海」なのです。なぜか韓国はこれについて文句をいいません。

問題にされたのは、中国が標準地図としているものを表記が違ったからです。


↑日本固有の領土である「魚釣島」は無法国家・中国に脅かされています。

十段線がなく、台湾は中国領になっていませんし、日本固有の領土である「魚釣島」の表記が、中国の主張する「釣魚島」になっていませんでした。

香港の教育局(EDB)によると、問題とされた教科書は『現代知的中国史』第2巻。2020年に審査を通過し、「適用図書リスト」に掲載されているとのこと。

事件が起きたときには「生徒が死ぬほど怖がっていた」という教師が証言があります。また、同じ出版社の教科書の同じページが破られるという事件が02月最終週から起きている――とも報じられています。

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(吉田ハンチング@dcp)

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