韓国の株式市場ではいまだに全銘柄の空売りが禁止されています。そもそもはコロナ禍に端を発した措置ですが、いまだに全銘柄の空売り禁止を続けており※、この一事を持ってしても韓国は断じて先進国などではありません。

『MSCI』で全く「先進国」に分類されないものですから、韓国はその対策を進めています。「空売り再開」を目指しているのもその一つ。
↑「目がイってる」でおなじみ李卜鉉(イ・ボクヒョン)院長は最前テーブルの左から3人目。
2025年02月20日、韓国取引所で開催された「株式市場インフラ改善のための公開討論会」が開催されました。
これに金融監督院のボンクラ院長、李卜鉉(イ・ボクヒョン)さんが出席。空売り再開に自信を見せました。
そもそも「空売り」は流動性を増すための手段であり、少なくとも先進国なら、株価が下がったからといって「明日から空売り禁止だー!」とはなりません。

大賢人エミン・ユルマズさんも「空売りを止めでも下落スピードを遅らせることはできますが、トレンドが変わるわけではありません」と指摘していらっしゃいます。
空売り禁止をまだやってる――というのはどういう神経と姿勢なのか全く不明です。
なぜ李卜鉉(イ・ボクヒョン)院長が自信を持っているかというと、世界初の「空売り電子システム」を構築したから――というのです。このシステムは違法の空売りをほぼ全て感知できるのだ(そのため違法な空売り防止になる)としています。
どういうもののか――というと、以下のように説明されています。
NSDSは機関投資家のすべての売却注文をリアルタイムで監視し、投資機関の残高情報と照合することで、無担保空売りを3日以内に全件調査できる。
李卜鉉(イ・ボクヒョン)院長は以下のように述べました。
「現在構築した電子システムをシミュレーションしてみたところ、過去に問題となった大規模な無担保空売りを検出できることが確認された。このシステムでは、無担保空売りを99%の確率で検出できると確信している」
「空売りの電子化は、世界で初めて試みられるグローバルな官民協力の枠組みであり、韓国の資本市場の信頼性をさらに高めると期待している」
「証券会社内での独立取引部門の運営、CEOレベルでの監視、韓国取引所のリアルタイム監視によって違法な空売りを効果的に防ぐことができる」
「違法な空売りを99%の確率で検出できる」のだそうです。
(吉田ハンチング@dcp)